とりのうた

listening and writing the song of the "bird"

2018-05-02から1日間の記事一覧

第3章 君の好きだった歌(3)

根源的偶有性に心が開かれてしまった者にとって、この世界のあらゆる構造物は、虚構に過ぎないと映るだろう。なぜなら、その構造物には必然性など実はなく、ただたまたまそうなっているだけであることに、虚しくも気づいてしまったのだから。そして何より、…